映画「ボヘミアン・ラプソディ」

 「ボヘミアン・ラプソディ」を立川シネマシティの極上音響上映で。

 クイーンのフレディ・マーキュリーの伝記映画とも見えるが、どのあたりまで事実に基づいているかはわからない。おそらく、もっと多くの人物が関わっていたのだろうと思う。たとえば、フレディの足を引っ張るような行いをした人物が出てくるが、ああいう害をなした人物は他にもいたに違いない。逆に親しかった人、信頼していた人もいただろう。また取材には応じたとしても、自分が描かれるのを望む人ばかりではあるまい。人物のこともだが、楽曲のエピソードもすべてを盛り込もうとしたら、2時間程度の映画では収まらなくなる。"A Night at the Opera"は1930年代のマルクス兄弟による映画からタイトルをとったとされるが、そのエピソードは省かれている。
 そこで作り手たちが選んだのは、クイーンというグループの成り立ち、メンバーの結びつき、代表曲誕生の裏側、いったん壊れかかったグループの再生のエピソードだった。事実は多少美化したところもあるだろうけれども、映画の出演者が歌った「ジャージー・ボーイズ」とは違ったアプローチで、クイーンの楽曲をリバイバルさせたと言っていいだろう。クイーンのメンバーによる演奏とフレディ・マーキュリーの歌声を使った楽曲の力は強く、特に最後のライブエイドは絶大だった。



ロンドンのドミニオン劇場で上演されていたミュージカル"We Will Rock You"はクイーンの楽曲を使ったものだったが、ストーリーのために歌詞を変えたり、キャストが歌うためのアレンジが加えられるなどしていた。それはそれで楽しかったが、この映画では、あえてクイーンによる原型に戻したことで、クイーンの現代性を引き出した。


ところで、知らずにWe Will Rock Youの帽子をかぶって行ったら、We Will Rock Youの誕生物語も語られた。このミュージカルをロンドンののドミニオン劇場で観た時にはブライアン・メイが一階席の真ん中あたりにいた。最近の映像でもそうだけれども、髪質はともかく髪型は映画で描かれている時代と変わらなかった。

 人気が高まる前に、日本ツアーへ行く話は紹介されたけれどもシーンとしてはなかった。代わりに家のドア近くに御札が貼ってあった。日本のものかどうかはわからない。


 年明けのケリー・エリス・ソロコンサートでも、この映画の話をしていた。パーティーや大観衆の中にブライアン・メイやケリー・エリスほか関係者がいたのだろうか。エンドクレジットでは見つけられなかった。



ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)
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2018-10-19
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We Will Rock You: Rock Theatrical / O.C.R
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