「テーブルに十三人」@博品館劇場

 雨が降っていたので、地下鉄で行って新橋駅から歩きました。出口を間違えなければ、あまり濡れずに歩けますが、足元は少々危ういものがあります。少し早めに着いたせいか、エレベーターにもスムーズに乗れました。途中のレストラン街で降りる人が多かったのも、タイミングのせいでしょうか。

 「テーブルに十三人」は劇団NLTの公演です。一年くらい前にも、ここでこの劇団の公演を観ました。9月には俳優座劇場でも公演がありました。3作に共通するのはフランスのコメディということです。「アート」「ゴッド・オブ・カーネイジ」のヤスミナ・レーザもフランス語で書くコメディ作家ですが、この劇団で取り上げるのは、何世代か前の人たちのようで、「テーブルに十三人」の作者マルク・ジルベール・ソヴァジョンは1940年代くらいには映画監督、1960年代には脚本家をメインに活動していた人だそうです。

 マドレーヌ夫人はクリスマス・パーティーの準備に余念がありません。すべてが完璧と思えた時、招待客と自分たちを合わせると、全部で十三人になることに気づきます。こんな縁起の悪いことはないと、なんとか人数を十三以外にしようとしますが、突然の訪問者をパーティーにも招待したり、あちこち電話をかけて十四人にして一安心と思ったら、急に来られなくなる人が出てくる。十二人になったと思ったら、無理して来てしまう人。その混乱ぶりが第一の筋。
 第二の筋は、夫アントワーヌの正体について。突然の訪問者は、彼が若い時、南米で親しかった女性なのですが、現れた理由は彼を告発するため。妻には知られないように彼女を追いだしたいのですが、妻の方は十三人にこだわっていて彼女を引き止めます。

 言葉遊びなど小さなくすぐりはあるのですが、正直なところ、あまり笑えませんでした。十三人からの増減に一喜一憂するおかしさは、もっと回数を増やすか、増えたり減ったり理由がとんでもないものでないと薄れてしまうように思います。またマドレーヌ夫人がすべてにおいて変な人であるより、この十三人へのこだわり以外はいたって常識人である方がおかしさは増えそうです。演技はそちらに近いものに見えましたが、セリフがそれに反するものでした。
 南米から来た謎めいた女は、最終的にはマドレーヌとアントワーヌの夫婦関係に地を固める雨の役割を果たすのですが、その面でもマドレーヌ夫人は何も覚えていられない人ではなく、基本的には知性ある人である方が、最後の選択に重みが出るだろうと思います。

 本来はもっとドタバタと走り回るおかしさがある芝居なのではないでしょうか。3時間近いのを30分くらい縮めたらどうなっていたか。頭の中でいろいろと変換すると、もっとおもしろいものが見えてくるような気がしました。
 






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